伝説のブルーズマン "ロバート・ジョンソン"

naish2005-09-11

 伝説のブルーズマン、『ロバート・ジョンソン(Robert Johnson 1911〜1938)』悪魔に魂を売りギターの才能を手に入れた・・・という伝説の人物です。マジかよ!・・・なんて事はあり得ないんですが、まったく情報も少なく想像がつかない人物です。

ロバート・ジョンソンが十字路で悪魔と出会ったという伝説は、しばしば疑問視されてきた。しかし、どんなに合理的な考え方をする人でも、彼の驚異的な音楽を耳にすれば、その伝説を信じざるを得ないだろう。実際には、ジョンソンがあまりにも短い時間でデルタ・ブルースのすべてをマスターしてしまったことから、友人たちが冗談まじりにそういった伝説をつくり上げたのだった。

 そんな中、id:Bushdogさんの所で見つけた漫画がこれ "俺と悪魔のブルーズ"

俺と悪魔のブルーズ(2) (アフタヌーンKC)

俺と悪魔のブルーズ(2) (アフタヌーンKC)

これは実在のロバート・ジョンソン(以下RJ)を題材にしたフィクションの物語です。話はフィクションとはいえ、僕にとってはまったく想像のつかない域であったRJの人物像に少しは興味をそそられるキッカケになりそうです。 (1巻が書店に無かったので、アマゾンで予約しました)
 そんな僕が持っているRJのアルバムが『King of The Delta Blues Singers』1930年代の録音で、今から約70年の音源ですか・・・、僕のCDコレクションで最古のモノになります。ホテルの一室で録音されたという音は当然悪いんですが、これでも現在の技術でかなり良い音に復元されていると思います。

 RJの曲を聴きやすく知りたい人はエリック・クラプトンがRJを全曲カバーしたアルバム『Me and MR JOHNSON』が良いでしょう

ミー&Mr.ジョンソン

ミー&Mr.ジョンソン

これは完全にクラプトンの趣味だけで作られた作品ですが、現代の音で聴き易いです。クラプトンは'74年の『461 Ocean Boulevard』以降は冴えたところがなくオリジナルアルバムは持ってませんが、ブルースカバーアルバムだけは持ってます。70年の時を経てこの2枚のアルバムを聞き比べるのも面白いですね。
 この他、数曲だけならローリング・ストーンズ、クリーム、レッド・ツェッペリンがカバーした曲があり、こちらはロックファンも納得の出来栄えです!
レット・イット・ブリード

レット・イット・ブリード

クリームの素晴らしき世界

クリームの素晴らしき世界