東京マラソン、ありがとう 【2】問題点

 東京マラソンの様子はチラシズシさんのブログが写真付きで分かりやすいかと思います。
 祝勝会(オフ会)の沖縄料理店の様子はciteさんのブログで。 
 さて、この大会を更に良い大会にする為にも問題点も挙げておきましょう。といっても、私が気になった問題点は大会前から指摘があった問題と同じです。

 【トイレの数】
足りなかったですねぇ〜。スタートして間なしの地点、電車が通る橋の下の壁際で男性ランナーは一斉に立ち○ョ○してました。う〜ん・・・。問題の根源はスタート地点のトイレの数にあるのですが・・・。ま、この問題は来年からトイレの数を増やせば解決するでしょう。

 【スタート地点の混雑】
スタートの号砲を分けてみると良いと思うんですが。何も一斉スタートに拘る必要も無いかと。5千人を10分置き6回に分けてスタートするとか。今回、何事も無かったので良かったものの、あの状況で誰か大コケしてしまうと大惨事になりそうな・・・。3万人を一斉スタートするには日本の道路は狭いような気がします。

 【開催時期】
これは2月がベストとは思えません。実際、主催者側も「11月が理想だった」と言っていました。個人的に7月、8月の高温多湿の時期と1月、2月の真冬の時期は避けて欲しいものです。

 【大会の不明確なメッセージ】
メッセージ性が全く無いということ。ただのお祭り騒ぎにならないようにしないと。まだ、第1回で産声をあげたばかり、ということを考えると仕方ないかと思いますが。
 まずはこれだけ(応募者数10万人)のランナーが集まることは立証されました!このパワーを使い日本の東京から世界へ熱いメッセージを発信出来れば更に素晴らしい大会になることでしょう!みんなで育てていって海外の大都市マラソン大会に負けない大会にしたいですねー。

■ボストン・マラソン 毎年4月開催。1897年から始まり、現在実施されているマラソンでは最古。昨年は約2万人が完走。出場には市民ランナーでも資格タイムをクリアしなければならない点が特徴だ。日本人では瀬古利彦が81年と87年に優勝している。66年に出場を認められていなかった女性が強行出場。その後も非公式参加が続き、当時は一般的ではなかった女性のマラソン参加の機運をつくった。72年に正式参加が認められた。 

 ■ニューヨークシティー・マラソン 毎年11月開催。1970年から始まり、昨年は約3万8000人が完走。都市型市民マラソンの先駆けとなったレースで、東京マラソンのモデルとなった。2005年には石原慎太郎都知事が視察。同年は、前年のアテネ五輪で優勝した野口みずきシスメックス)が招待され、ゴールでテープを持ってランナーを迎えた。

 ■ベルリン・マラソン 毎年9月開催。1974年から始まり、昨年は約3万人が完走。2001年に高橋尚子(ファイテン、当時は積水化学)が当時の世界記録2時間19分46秒で走り、女子では初めて2時間20分の壁を破った。04年に渋井陽子三井住友海上)、05年に野口みずきシスメックス、当時はグローバリー)がそれぞれ日本記録を更新して優勝した。野口の2時間19分12秒は現在も日本記録。男子では03年にポール・テルガト(ケニア)が世界記録の2時間4分55秒で優勝し、1秒差でサミー・コリル(ケニア)が続いた。 

 ■シカゴ・マラソン 毎年10月開催。1977年から始まり、昨年は約3万3000人が完走。2002年に高岡寿成カネボウ)が男子の日本記録2時間6分16秒を打ち立てた。01年にはキャサリン・ヌデレバケニア)、02年にはポーラ・ラドクリフ(英国)が連続して、当時の女子の世界記録をマークしており、ダウンタウンのビル街を抜けるコースは毎回好タイムへの期待が集まる。

 ■ロンドン・マラソン 毎年4月開催。1981年から始まり、昨年は約3万3000人が完走。エントリーは4万人を超え、さまざまな仮装ランナーでにぎわう世界最大規模のレース。チャリティー大会として有名で、財団を通じて多額の寄付金が各方面で役立てられている。86年に瀬古利彦、87年に谷口浩美が優勝。2003年にはポーラ・ラドクリフ(英国)が現在の女子世界記録である2時間15分25秒で優勝している。