エレクトリック・マイルス

 僕の今まで聴いたマイルス・デイビスのアルバムとは明らかに音が違う2枚のアルバム "In A Silent Way"('69年録音) と "Bitches Brew"('69−'70年録音) です。

In a Silent Way

In a Silent Way

 60年代のマイルスを殆ど聴かずにこの2枚に辿りついたので、それまでと音が違うのも当然か。
 この2枚だけを比べると、とっても似通った印象で、やや "In A Silent Way" の方が明るくて聴きやすく愛着が持てそうです。ロックを聴きなれている者としては盛り上がりそうでもう一つ盛り上がり切らない気もするが、これはこれで気に入った(笑)
 エレクトリック・マイルス、もうジャズというジャンルでは括れないこの音楽こそマイルス・ミュージックなのでしょう。