ラテンとフラメンコ

 ジャズにもいろんなエッセンスを含んだ作品があると思わせた2枚です。

スケッチ・オブ・スペイン+3

スケッチ・オブ・スペイン+3

 マイルス・デイビスの『スケッチ・オブ・スペイン』はフラメンコ。
マイルス・デイビスとギル・エバンスによるオーケストラ・ジャズの傑作。このスパニッシュ・サウンドは映画音楽に使用されても違和感がないくらいのムードが漂う。『アランフェス協奏曲』は息を呑む美しさです。
アフロ・キューバン

アフロ・キューバン

 ケニー・ドーハムの『アフロ・キューバン』はラテン。
こちらはラテン・ミュージックとジャズの融合といった感じか。80年代のUKクラブ・シーンで話題になったという躍動感溢れるダンスミュージックがここにある。コンガの響きがとても心地よく響きケニー・ドーハム"動" の部分が味わえる傑作だ。
 ジャズの形もいろいろあるもんだなぁ〜と、この2枚で感じた。