東京マラソン、ありがとう 【3】スタート地点

 スタート地点の整列は困難を極めてました。何たって人込みに揉まれて動けず、流れに身を任せる状態でした・・・。何とか時間ギリギリに決められた整列エリア“f”に入ったものの違うエリアのランナーも居たりして・・・「意味無いじゃん」でした(笑)
 ようやく“f”のエリアに入った私は周りのランナー達に積極的に話しかけました。その中で1番印象に残った人が、、、

  • 67歳(マラソン歴30年)の方でした。

 40歳を前にした頃に糖尿病を患って食生活を見直し、マラソン(ランニング)を始めることにしたそうです。それ以後は体調も良くなり、現在まで健康そのものだそうです!フルマラソンも10数回出場してるそうで、大抵サブ4(4時間以内)を達成する実力というから驚きです。マラソンが人生を変えた、そんな素敵なおじさんでした。

 更に周辺にいるランナーに「写真お願いできますか?」と申し出て一枚撮ってもらうなど、スタート前はとにかくウキウキしてて緊張感も無く、寒さもあまり感じない状態でした。
 雨の中見上げると高層ビルの頂上が霧に隠れて幻想的な光景が広がっていました・・・。そして、待ちに待った東京マラソンの号砲が鳴りました〜〜!!紙吹雪(一瞬雪かと思った)が舞い、わ〜〜!!と歓喜の声、しかし、動かない・・・。しばらくしてからゾロゾロと歩けるようになりました(笑)結局スタートラインまでは約5分かかりました。これでも早かった方だそうで。。。